車のコーティングやワックス施工後に使用したマイクロファイバークロスが、水を弾いてしまい吸水しなくなった経験はないでしょうか。
しっかりと水洗いはしているものの、以前のようにしっかり吸い込まない。その結果、ボディに拭き筋が残ったり、ムラになったりすることがあります。
「せっかく買ったものだし、捨てるのももったいないけど、使い道がない・・・」
そう悩んでいるのは私だけではないはず。
そこでワックス使用後のマイクロファイバークロスを復活させる方法について解説した動画があったのでご紹介します。
必要なのはウタマロリキッドだけ。
これで万事解決です。
ウタマロで吸水性が復活!
この動画の内容について詳しくご紹介していきます。
なぜクロスは水を弾くようになるのか

まず理解しておきたいのは、なぜマイクロファイバークロスの吸水性が低下するのかという点です。
コーティング剤や固形ワックスには油分が多く含まれています。
施工時にクロスにそれらが付着すると、繊維の奥まで油分が入り込みます。水洗いだけではその油分が完全に落ちきらず、繊維表面に油膜が残ります。
その結果、以下のような現象が起きます。
- 水をかけても弾いてしまう
- 液体クリーナーを垂らすとクロスが吸収せず垂れてしまう
- ボディの水分をうまく吸い取れず拭き筋が残る
特にコーティング剤は撥水性を高める目的で作られているため、それがクロスに残ると逆に吸水性を妨げる原因になります。
「ウタマロリキッド」とは

今回使用されたのは、ウタマロリキッドです。
容量は400mlで、価格は約400円前後。Amazonなどでは価格変動がありますが、比較的手頃な価格帯の中性洗剤です。
特徴は以下の通りです。
- 中性タイプ
- アミノ酸系洗浄成分配合
- 柔軟剤不使用
特に重要なのが「柔軟剤が入っていない」という点です。一般的な洗濯用洗剤や柔軟剤入り製品を使うと、繊維表面にコーティング成分が残り、逆に吸水性が落ちることがあります。
その点、ウタマロリキッドは吸水性を維持しやすく、クロス洗浄に適していると紹介されています。
実践手順:吸水性を復活させる洗浄方法
1. バケツにクロスと水を用意する
まず少し大きめのバケツを用意し、洗いたいクロスを入れます。クロスがしっかり浸る量まで水を入れます。
2. 水温を約40℃まで上げる
ここが非常に重要なポイントです。
なぜ40℃なのかというと、ワックスやコーティング剤の油分は温度が上がると柔らかくなり、洗剤が汚れに届きやすくなるためです。
油汚れは冷水よりもぬるま湯の方が落ちやすいというのは、家庭の台所洗剤と同じ理屈です。
3. ウタマロリキッドを投入
一般的な目安は水30Lに対して30ml、つまり1Lあたり1mlです。
動画のケースではバケツ約20Lに対して、本来なら20mlが目安ですが、コーティング剤という強い油分が相手のため、60mlと濃いめに使用しています。
キャップ1杯が約30mlなので、2杯分です。
4. 軽く揉み込み、30分つけ置き
洗浄液を全体に行き渡らせたら、約30分つけ置きします。
動画では、つけ置きのメリットとして次の3点が挙げられています。
- 洗浄液が繊維の奥まで入り込み汚れを浮かせる
- 強くこすらなくて済むためクロスを傷めにくい
- 油分やぬめり、臭いの原因を落としやすい
特に油分が残ると酸化の原因になり、クロス劣化にもつながるため、分解しやすい状態にしておくことが重要です。
5. しっかりすすぐ
つけ置き後は揉み洗いを行い、その後しっかりとすすぎます。
洗剤が残るとベタつきや吸水性低下につながるため、ここは丁寧に行う必要があります。
動画では一度すすいだ後、洗濯機ですすぎと脱水を行い、時短しています。
驚きの結果:吸水性は本当に戻るのか
洗浄後、部屋干しで1週間しっかり乾燥させたクロスを検証しています。
洗浄前は水を弾いていたクロスが、洗浄後は水をかけた瞬間に勢いよく吸い込む状態に変化しました。スローモーション映像でも、明らかに吸水スピードが改善していることが確認されています。

特に固形ワックス用クロスは最も撥水していたにもかかわらず、洗浄後は大幅に吸水性が回復していました。
新品クロスに近い感覚と表現されるほどの変化で、期待以上の結果だったと語られています。
なぜ一般的な洗剤ではダメな場合があるのか
一般的な洗濯用洗剤や柔軟剤入り製品を使用すると、繊維にコーティング成分が残ることがあります。
柔軟剤は繊維を滑らかにする代わりに、水を弾きやすくする性質があります。タオルの吸水性が落ちるのも同じ理由です。
マイクロファイバークロスは特に繊維が細かいため、柔軟剤の影響を受けやすく、結果的に吸水力が低下します。
そのため、クロス洗浄では
- 中性
- 柔軟剤不使用
- 油分分解力がある
この3点が重要になります。
クロスを長持ちさせるためのポイント
クロスは消耗品ですが、適切な洗浄を行えば寿命を延ばせます。
例えば1枚1,000円の高品質クロスを月2回使用するとします。適切に洗えば1年以上使用可能ですが、油分を放置すると数回で吸水性が低下します。
年間で考えると、5枚買い替えるか、1枚を維持するかでコスト差は5,000円前後になります。
プロや頻繁に洗車する方ほど、洗浄方法の差がコスト差に直結します。
ウタマロでクロスは復活する
今回の検証では、ウタマロリキッドを使い
- 40℃のぬるま湯
- 濃いめの洗剤
- 30分つけ置き
- 丁寧なすすぎ
この工程を踏むことで、撥水していたクロスの吸水性が大きく回復しました。
コーティング後のクロスが使いにくいと感じている方は、新品を買い直す前に一度この方法を試してみる価値は十分にあります。
洗車クオリティを上げるためには、ケミカルだけでなく「道具のメンテナンス」も重要です。
クロスの吸水性に悩んでいる方は、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。


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