本記事では、「車のことならパリっとチャンネル」さんの衝撃的な動画をご紹介します。
それは、10年前から販売されているロングセラー商品のシュアラスター「ゼロプレミアム」と最新のグラフェン系コーティング剤の比較です。
昨今のコーティング剤は目覚ましい進化を遂げており、ガラス→グラフェンとメインとなるコーティングの主成分も変化してきています。
ということは、「10年前のコーティング剤なんて比べ物にならないくらいショボイだろう・・・」と思って当然なのですが、結果は意外なものでした。
ぜひ以下の動画をご覧になって衝撃の真実を知ってください。
以下にこの動画についてまとめます。
🔍 比較したのはこの3製品!
まずは今回のエントリー製品をご紹介します。
製品名 | 特徴 | 容量 | 参考価格 |
---|---|---|---|
ゼロプレミアム(2015年発売) | 旧世代の代表、施工性の高さで評価 | 280ml | 約2900円 |
プリズムガード グラフェン | グラフェン配合、コスパ重視 | 500ml | 約2,880円 |
【RHET. プロフェッショナルモデル】 | グラフェン、CNT、チタン、シリカ、カルナバロウの全部盛り | 400ml | 約6,900円 |
ゼロプレミアムは2015年発売で今でも根強い人気を誇るレジェンド。
一方でプリズムガードとCNT⁺グラフェン・チタンが現代代表となっています。特にCNT⁺グランフェン・チタンは人気の高いコーティング成分の全部盛りです。



施工性の違いを比較
最初に注目したのは「施工のしやすさ」です。
- ゼロプレミアム:
塗りムラが出にくく、するすると広がる。
→ 施工中にコーティング剤が自然に消えていく感覚が気持ち良い。 - プリズムガード:
香りが良く、のびも良好。ただし少しムラが出やすい場面も。 - RHET. プロフェッショナルモデル】
とろみがあるが、滑りが良く、ムラも出にくい。クロスが少し重く感じる点だけ注意。
施工性に関しては、どの製品も十分な合格ライン。中でもゼロプレミアムの扱いやすさは、改めて評価されるべきレベルでした。
ツヤ・光沢の仕上がりは?
次に気になる「ツヤ」の出方ですが、ここでも差が見られました。
- プリズムガードは色が濃く出るタイプ。線や輪郭がくっきり見える印象。
- ゼロプレミアムは塗装本来の艶を引き立てるタイプで、自然なツヤ感。
- RHET. プロフェッショナルモデルは全部盛り素材であるものの、艶自体には劇的な差は感じにくい。
つまり、先端素材の有無がツヤに明確な違いをもたらすとは限らないということがわかりました。
撥水性能はどうだったか?
3製品とも高発水性能を見せました。接触角(=水の弾き方)も非常に優秀です。
- ゼロプレミアム:伝統的な高発水。水滴が滑るように動く。
- プリズムガード:接触角が大きく、水滴が細かく分散。かなりの撥水力。
- RHET. プロフェッショナルモデル:撥水の系統がやや異なり、水の束がバッと拡がる独特の感覚。
正直、撥水性においてはどれも高水準で差が少ないというのが率直な感想です。
汚れ防止・耐久性・薬品耐性
続いては実用的な観点から、以下の3つの視点でチェックしました。
1. 汚れの付きにくさ
- 1週間屋外放置した結果、3製品に大きな差なし。
2. 耐久性(6回洗車後)
- ゼロプレミアムとプリズムガードはしっかり撥水を維持。
- RHET. プロフェッショナルモデルはやや撥水が落ち、疎水に近づいた。
3. 耐薬品性(酸性・アルカリ性シャンプー)
- 3製品ともに被膜がしっかり残っており問題なし。
ただし重要なのは「リセット性(=剥がしやすさ)」です。
- ゼロプレミアムとRHET. プロフェッショナルモデルは除去剤で綺麗に落とせた。
- 一方、プリズムガードはやや被膜が残りやすく、剥がしづらい印象。
つまり、耐久性が高すぎる=メンテナンスしづらいというデメリットもあるのです。
まとめ:どれを選ぶべきか?
動画の結論でも語られていたように、ポイントは次の通りです。
✅「耐久性が高い」=「良い」ではない
剥がしたいときに剥がせないのは不便。適度な耐久性こそ重要。
✅ 高い材料を入れても、見た目や性能に差が出ないなら意味がない
「全部入り」は魅力的だけど、目に見えるメリットがないとただ高いだけになってしまいます。
🎯 編集部の結論:おすすめはゼロプレミアム!
- 長年愛されている理由がよくわかった。
- コーティング本来の目的(艶・撥水・施工性)をしっかり満たしている。
- 最新剤に見劣りしないどころか、使いやすさやバランスで勝る場面も多い。
もちろん、最新剤にもメリットはあります。たとえば、
- 見た目がスタイリッシュ
- 香りがよくてテンションが上がる
- 材料的に「効きそう」な気がする
- 話のタネになる
という楽しさもあるので、好みや重視するポイントに合わせて選ぶのがベストです。
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